クレジットカード業界で・・・
平成2年(1990)における不動産狂騰に発した不動産融資規制の際においても、そうした事情は変わっていません。
平成2年の場合は、これまでのケースと違って、7、8年にわたる超長期の金融緩和のなかで、金融機関と消費者金融会社の関係は、対等に近い関係に立つ場面もあります。
そうした変化もあって、必ずしも、ストレートに、金融機関がクレジットカード会社に対して、優越的な力を発揮していた状態ではありませんでした。
しかし、今回の場合は、土地狂騰をバックにした不動産融資規制を大義名分としたノンバンクバッシングが、行政面から加えられ・・・
これが大きな力を発揮して、1年以上にわたってゼロシーリングの形で資金調達のパイプは閉ざされています。
それがノンバンクをして割高な資金調達を強いる結果にも連ながっています。
もちろん、金融の自由化が、国際市場から進められたこともあって、海外では、無担保債券の発行が80年代に認められているので、そうしたチャネルまで閉ざされてはいるわけではありません。
・・・あるいは、有価証券などによる現先運用が国内だけでなく、海外でも行えるようになっているので、全く出口なき間接金融一辺倒の時代ではありません。