クレジットカードの生成と発展
不特定多数者に貸金業務を営むことを禁じた『出資法』の規制により、CP(コマーシャル・ペーパー)の発行が、行政規制も加わって認められていません。
アメリカでは、ノンバンクがCPの発行によって、州を越え、全米規模で発展しているのに対して・・・
日本にはそうした調達環境がつくられていないのです。
このため、消費者信用産業をはじめ・・・
いわゆるノンバンクでは、ことあるごとにCP発行の自由化を求め、長年にわたって大蔵省に働きかけてきました。
しかし、そのつど、出資法の建て前や利害関係者である銀行の反対に遭遇し、要求は退けられてきました。
このような制約があるために、金融引締め政策が発動されると、直ちに、その影響をこうむって、十分な資金調達の道が閉ざされ、それが割高な資金調達を強いられるという歴史を繰り返してきました。
これがクレジットカードの歴史です。
・・・その結果、フィナンシャル・サービス会社としての独立性が弱まり、何らかの形で、金融機関への従属を余儀なくされています。